2020年2月08日 月齢14.5

雲が多い空でしたが、雲間から覗く星空はこの冬一番の冷え込みのおかげで冷たく澄んでいて、星座や月が美しく眺められました。
星はキラキラと瞬いていて、肉眼で眺めるにはよいのですが、撮影となると気流の影響が強く出てあまり良い結果にならないので、今夜はミラーレス一眼の1枚撮りでお手軽撮影、お手軽画像処理です。
PCカメラで撮影した動画を何百枚もスタックした画像に比べると解像度は全く勝負になりませんが、諧調や色調はこちらのほうが肉眼で眺めた雰囲気に近く、1枚撮りでスタックをしていないおかげで気流で揺らいでいる様子も描写されていて、これはこれで空気感があって良いように思います。

こちらは50%縮小でトリミングなしです。

2020年2月08日 月齢14.5 (50%縮小,ノートリミング)


こちらは50%縮小したものから中央部をトリミングしたものです。

2020年2月08日 月齢14.5 (50%縮小,中央トリミング)

興味のある方は画像をクリックして拡大してご覧ください。

<撮影データ>
<撮影地> 三重県 松阪市
<撮影日時> 2020/02/08 18:14:43 (JST)
<光学系> スリービーチ スーパーチビテレ60鏡筒 (口径: 60 ㎜,焦点距離: 260 mm,F4.3) , Nikon 2x Telecon + Kenko 1.4X Teleplus (合成焦点距離: 728 ㎜,F12.1)
<架台> Sky-Watcher AZ-GTi経緯台
<カメラ> FUJIFILM X-M1 感度設定:ISO 400 , シャッター速度: 1/125 sec
<画像処理>
・RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX : RAW現像
・Photoshop Elements 6 : リサイズ,トリミング


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2020年1月19日早朝 月齢23.6

もうすぐ薄明が始まるころの南東の空、てんびん座に輝いていた月齢23.6の月です。

さすがに冬の明け方は冷え込みが厳しいです。
もちろん、厚着をして防寒はしているのですが、AZ-GTi経緯台はスマホで操作しなければならないので手袋をすることができません。
指先は痛いほどかじかんできますし、体の末端を冷やすと体の芯が冷えていきます。
機材の設置から撤収まで約1時間ほどだったのですが、結構な我慢大会でした。

スマホ用の手袋なんて、そこまでしてスマホを使うことなんてないと思っていましたが、そうも言ってられなくなってしまいました。
でも、コントロール用アプリの SynScan Pro って、タッチする項目が結構細かいから手袋で操作できるかどうか…。
だめならタッチペンを使ってみるか…。
物理的なボタンがついたコントローラならこんな心配はないのでしょうね。

2020年1月19日 月齢23.6

<撮影データ>
<撮影地> 三重県 松阪市
<撮影日時> 2020/01/19 05:09:30 (JST)
<光学系> スリービーチ スーパーチビテレ60鏡筒 (口径: 60 ㎜,焦点距離: 260 mm,F4.3) , 国際光器 PHOTON 2倍バローレンズ (合成焦点距離: 520 ㎜,F8.7)
<架台> Sky-Watcher AZ-GTi経緯台
<カメラ> QHYCCD QHY5P-II Color 2592x1944 , ゲイン: 6.0 % , 露出: 4.0 ms , ガンマ:1.0 , 375/500 フレームコンポジット
<画像処理>
・AutoStakkert! 2.6.8 : コンポジット
・RegiStax 6 : Wavelet変換処理
・Photoshop Elements 6 : トーン調整,トリミング

2020年1月5日 月齢10.1 -- 雲間から捉えた月

北から南に向かって大きな雲のかたまりが次々と流れていく隙間を縫っての撮影でした。
固定撮影だと雲間を待っている間に日周運動でフレームから外れてしまうので、雲間ができたら構図を合わせなおさなければなりませんが、そんなことをしている間に次の雲に隠されてしまったりします。
自動追尾だと構図を合わせたあとは空をじっと睨んで雲間から月が見えたら即撮影…ということができるので大変ありがたいです。

気流が乱れている中で撮影した画像は1コマごとの像の揺らぎが大きくて、コンポジットがなかなかうまくいきません。
一見、うまくいったように見えても子細に観察すると、部分的に像がズレていたりするので、設定を少しずつ変えながらやり直し、ようやくズレの無い像を得ることができました。
苦労した割に鮮明さは今一つといったところですが、撮影した画像はできる限りのことはしてやらないと浮かばれないような気がしますので…。

2020年1月5日 月齢10.1

<撮影データ>
<撮影地> 三重県 松阪市
<撮影日時> 2020/01/05 17:47:11 (JST)
<光学系> スリービーチ スーパーチビテレ60鏡筒 (口径: 60 ㎜,焦点距離: 260 mm,F4.3) , 国際光器 PHOTON 2倍バローレンズ (実測合成焦点距離: 450.8 ㎜,F7.5)
<架台> Sky-Watcher AZ-GTi経緯台
<カメラ> QHYCCD QHY5P-II Color 2592x1944 , ゲイン: 4.7 % , 露出: 2.0 ms , ガンマ:1.0 , 475/500 フレームコンポジット
<画像処理>
・AutoStakkert! 2.6.8 : コンポジット
・RegiStax 6 : Wavelet変換処理
・Photoshop Elements 6 : トーン調整,トリミング


スーパーチビテレで撮影したオリオン大星雲 (あぶり出し版)

AZ-GTi経緯台の自動追尾で撮影したら写野の回転でコンポジットに苦労したという記事をアップしたところ、UTOさんから DeepSkyStacker で写野の回転に対応できる旨の情報をいただいたので、早速試してみました。(UTOさん、情報ありがとうございました。)

実は先般処理をした感度設定ISO3200で撮影した画像のほかに、感度設定ISO6400で撮影した画像もあったのですが、手作業でのコンポジットにあまりにも手間がかかり心が折れ、手付かずのままになっていましたので、今回はこの画像を処理してみることにしました。
また、せっかくなので、フラット処理や淡い部分を抽出するいわゆるあぶり出し処理をついでに行ってみました。

DeepSkyStacker は日本語表示に対応していませんが、ありがたいことにネットに使い方の解説たくさんあるので困ることはありません。
コンポジット処理は手作業に比べればあっという間に終わりました。
あの苦労は一体何だったのでしょう…。

フラット処理まで行うと、光害のある市街地でたった10秒露出で撮影した画像でも、結構淡い部分まで抽出できますね。

スーパーチビテレで撮影したオリオン大星雲あぶり出し 中央部

50%縮小して中央部を切り出した画像です。


スーパーチビテレで撮影したオリオン大あぶり出し 全体

こちらは写野全体です。
縮小せずそのまま掲載していますので、興味のある方はクリックしてピクセル等倍でご覧ください。
フラット補正のおかげでバックグラウンドの濃度が周辺部までほぼ均一になっています。
周辺部の星像は収差でひどいことになっていますが…。

DeepSkyStackerの導入で写野の回転の問題が解決したおかげでAZ-GTi経緯台でお手軽に天体撮影を楽しむことができそうです。

<撮影データ>
<撮影対象> オリオン座大星雲 M42,M43
<撮影日時> 2020/01/02 21:19:33 (JST) 
<撮影地> 三重県松阪市
<光学系> スリービーチ スーパーチビテレ60鏡筒 (口径: 60 ㎜,焦点距離: 260 mm,F4.3)
<カメラ> FUJIFILM X-M1 (無改造) 感度設定: ISO 6400 露出時間: 10 sec x 20
<架台> Sky-Watcher AZ-GTi経緯台
<ガイドシステム> ガイド補正無し(AZ-GTi経緯台による自動追尾)
<画像処理>
・RStacker Ver. 0.6.4 : フラット処理
・RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX: RAW現像
・DeepSkyStacker Ver. 4.2.3 : スタック処理
・Photoshop Elements 6.0: トーン調整,リサイズ

スーパーチビテレで撮影したオリオン大星雲

スーパーチビテレ60をAZ-GTi経緯台に載せてオリオン大星雲を直焦点撮影してみました。

カメラは FUJIFILM X-M1 、APS-Cサイズのイメージセンサのミラーレス一眼カメラで、以前は天体撮影用のメインカメラでしたが、最近はPCカメラばかり使ってご無沙汰していたので使い方を思い出しながらの撮影になりました。
しばらく使っていないと結構忘れちゃうものですねぇ…。

スーパーチビテレ60にX-M1を取り付け、AZ-GTi経緯台をリゲルで1点アライメント、バーティノフマスクでピントを確認したのちに、続けてM42を自動導入してそのまま撮影に入りました。

AZ-GTiの自動追尾がどれくらいの精度で追尾してくれるかまだわかりませんし、経緯台なので写野の回転も起こるでしょうから露出時間は短めにISO3200で10秒としました。
星雲の撮影にはごく短い露出時間ですが、市街地からの撮影なのでバックがすでにかぶっています…。

撮影後にダーク補正をするのが面倒だったので、今回はカメラの長時間露出ノイズリダクション機能をONにして、カメラにダーク補正をさせました。
そのため、10秒露出した後、10秒のダーク撮影が入り、20枚の撮影時間は400秒になりました。

露出時間を思い切って短くしたおかげで撮影した20枚の画像はすべて星が点像になっていましたが、重ね合わせてみると、M42を中心に日周運動のように星が同心円状にズレています。

これは架台が経緯台式のために発生する写野の回転で、私が使っているコンポジットソフトはこれを補正できなかったので、Photoshopで1枚ずつ回転角を補正して手作業でコンポジットを行いました。
いや~大変だった…。

掲載している画像はコンポジットのみで色調やトーンは撮影時のままとしています。

スーパーチビテレで撮影したオリオン大星雲 写野の回転

撮影した20枚の画像をそのまま比較明で重ね合わせたものがこちら。
写野の回転で星が日周運動のような軌跡を描いています。
M42が中心に導入されていますが、追尾の中心はそれより少しずれているようですね。
なぜでしょう?
追尾の中心部の星は点像になっていて、追尾精度自体は良好のようです。

スーパーチビテレで撮影したオリオン大星雲 全景

写野の回転を1枚1枚手作業で修正して加算平均合成したのがこちら。
縮小しないでそのまま掲載していますので、興味のある方は画像をクリックしてピクセル等倍でご覧ください。
画角は 横 5.20°、縦 3.44° と広いですが、中央部分以外は収差のために星像が伸びたりぼやけたりしています。
実用になるのは中央部の 2° くらいでしょうか。

スーパーチビテレで撮影したオリオン大星雲 中央切り出し

中心部を切り出した画像です。
明るい星に青いにじみが目立ちますが、予想よりもずっと良好な星像です。

スーパーチビテレで撮影したオリオン大星雲 星像比較

画像の中央部と四隅をピクセル等倍で切り出して並べたものです。
四隅の星像は放射状に延び、大きくぼけています。
超短焦点なので像面湾曲の影響が大きいのだと思います。

前述したとおり、実用になるのは中央部の 2° 程の範囲なので、Fの明るさを生かして星雲・星団などの天体を撮影するのであれば、センサーサイズが小さい高感度のPCカメラと組み合わせるのがよさそうです。

<撮影データ>
<撮影対象> オリオン座大星雲 M42,M43
<撮影日時> 2020/01/02 21:33:09 (JST) 
<撮影地> 三重県松阪市
<光学系> スリービーチ スーパーチビテレ60鏡筒 (口径: 60 ㎜,焦点距離: 260 mm,F4.3)
<カメラ> FUJIFILM X-M1 (無改造) 感度設定: ISO 3200 露出時間: 10 sec x 20
<架台> Sky-Watcher AZ-GTi経緯台
<ガイドシステム> ガイド補正無し(AZ-GTi経緯台による自動追尾)
<画像処理>
・RAW FILE CONVERTER EX powered by SILKYPIX: RAW現像
・Photoshop Elements 6.0: コンポジット,トーン調整,リサイズ

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